この記事はDNS Advent Calendar 2015 - Qiitaの6日目の記事です。
某Web屋さんでオンプレミスからパブリッククラウドへの移行を担当していたときの話。
もちろんWebサービスそのものの移行も担当してたんですが、もっぱら担当してたのは
その周辺環境、具体的に言うとメールサーバとDNSサーバの移行ですね。
DNSサーバは、クラウドに移行するなら「まずRoute53を検討するだろ」
というわけで検討しまして、移行できるものは移行したんですが
どうしてもRoute53に持って行けないものがありまして。
共用ホスティングサービスみたいなシステムがあったんですね。
店舗のHPと販促システムが一緒になったようなやつ。
これがコスト的には結構カツカツでやっていて、1ドメインあたりの売上が
Route53に移行した別のサイトよりも圧倒的に低かったんですね。
全部束になっても1個のサイトの売上に勝てないとかそんな感じでした。
そんな共用ホスティングですが、なんとドメインが約7000個。
これをそのままRoute53に持っていったら
ドメイン費用だけで70000円/月かかるわけです。
それにさらにリクエスト課金が発生するわけで…。
このサービス全体で見てもDNSの費用に70000円はかけられない
ということで、別の方法を考えましょうということになったわけです。
というわけで、次回へ続く。
2015年12月06日
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