この記事はDNS Advent Calendar 2015 - Qiitaの2日目の記事です。
1日目で構築したUnboundはDNSキャッシュサーバとしての機能のみで
ゾーン情報を保持する権威サーバとしては動作しません。
なので普通に考えると、Unboundだけでは
「この名前でこのIPアドレスに変換させたい」
ということはできません。
ですが、Unboundにはlocal-dataという機能がありまして
「この名前でこのIPアドレスに変換させたい」を実現させることができます。
権威サーバを構築した場合との差は
・そのUnboundサーバに問い合わせした際しか有効でない
・他のDNSサーバに情報伝達することができない
あたりでしょうか。
小規模で簡単に名前解決させたい場合は権威サーバたてるより良いでしょう。
書き方はこんな感じです。これをunbound.confに書きます。
local-data: "host1.local. A 192.168.0.1"
local-data: "host2.local. A 192.168.0.2"
local-data: "host3.local. A 192.168.0.3"
なお、ヤマハルータでも以下のように書くことで同じことができるようです。
ip host host1.local 192.168.0.1
ip host host2.local 192.168.0.2
ip host host3.local 192.168.0.3
2015年12月02日
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