2012年12月01日

CentOS5.8+Catalyst2950G-24によるbondingのテスト

PRIMERGY MX130 S2という小型サーバを入手しました。

今までネットブックをサーバとして使ってきたので
タワー型サーバは久々になります。

せっかくなのでNICを増設してbondingのテストしてみようということに。
(ネットブックじゃできんからね…あ、でも最近のはUSB-NIC認識するんかな)

増設したNICはこれ。いいNICの日(2012/11/29)に購入。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AB-Gigabit-Desktop-Adapter-EXPI9301CT/dp/B001CXWWBE

最初はここ見ながら設定してたんですけど、service network restart時にエラー吐いて
bond0が活性化しない。。
http://d.hatena.ne.jp/sen-u/20061002/p1

使っていたのがCentOS5.8だったので、RHEL5からの変更の影響を受けてるみたい。
こちらを見て解決。
http://hpcgi3.nifty.com/anights/wiki.cgi?p=bonding

やったことを整理して書くと

(1)/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-bond0 を作成
DEVICE=bond0
BOOTPROTO=none
ONBOOT=yes
NETWORK=192.168.1.0
NETMASK=255.255.255.0
IPADDR=192.168.1.11

(2)ifcfg-eth0 と ifcfg-eth1 を編集
DEVICE=eth0
BOOTPROTO=none
ONBOOT=yes
MASTER=bond0
SLAVE=yes

DEVICE=eth1
BOOTPROTO=none
ONBOOT=yes
MASTER=bond0
SLAVE=yes

(3)/etc/modules.conf を作成(or 編集)
alias bond0 bonding
options bond0 mode=0 miimon=200

(4)/etc/modprobe.confに以下を追加
alias bond0 bonding
options bond0 max_bonds=2 miimon=200

(5)service network restartを実行してInterface再起動

ポイントは、ifcfg-eth0とifcfg-eth1からバックアップとして
ifcfg-eth0.yyyymmddとかifcfg-eth1.yyyymmddみたいなファイル作っておくと
そっちの設定を読み込んでeth0もeth1もIP持ってしまうところですかね。
ファイル名の先頭に.をつけておけばOKです。

で、はじめはこのような簡単な構成でテスト。
WS000092.JPG
※Fortigate100AのInternalは4portのSwitch-Portになっています

片方のケーブル抜いてもSSH切れない。おk。

しかしこれだけじゃおもしろくありません。
次はSTPで冗長化構成組んだL2SWを間に挟みます。
WS000093.JPG

Fortigate100AとCatalyst2950Gの間にCatalyst3750がいるのは
単純にFortigate100AがSTPしゃべれなくてループしちゃうからです。
STPしゃべらせるためだけに挟んでいます。L3SWなのにL2SWとして使っています。

テスト内容としては
(1)eth0のケーブルを抜く
(2)2950G#1と3750間のケーブル抜く
(3)2950#1の電源落とす

(2)をやってるときに問題発生。STPに時間がかかってなかなかリンクアップしなくて
復旧に随分時間がかかった。。
サーバつないでるポートにも
spanning-tree portfast
を入れておくこと。これで解決。

ちなみに(3)は上記設定のおかげで切り替わりはスムーズ。
でも切り戻りのときにだいぶパタパタしてましたね(pingが切れたりいったり)

次はWANルータも冗長化してテストしたいところですが
FGCPが使えるようなFortigateは2台持っていないので
VRRPできるIX2015か、HSRPできるCisco1812Jですかね。
NSRPテスト用にNS25もう1台買おうと思ってるんですが高い。。
posted by maroon at 16:54| Comment(3) | IT_設定関連メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
twitterから来ました。
C2950G#1/#2のF0/1(Giじゃないんだ…)に
spanning-tree portfastというのはいいのですけれど
Cisco機ばかりなのにrstpとかpvstじゃないのは一体…?
Posted by noname at 2012年12月01日 17:14
途中で送信してしまったので連投ですが…
ダウンリンクに当たるサーバなどの接続ポートに
spanning-tree portfastを記述するのはともかく、
他にもどこかに記述していたんでしょうか…
STP系をしゃべっているインターフェースに仕込んでいると悲惨な事にしかなりませんが…
Posted by noname at 2012年12月01日 17:16
コメントありがとうございます。
どうやらpvstは標準で入るみたいですね、cisco。
今回も入っていました。

ちなみにportfastを有効にしていたのは
ルータ接続用のportとダウンリンクだけで
STPが回るところにはかかってませんでした。
何にせよ僕がちゃんと理解してないところが
多いようなので、STP関連はもうちょっと
調べたいと思います。

ありがとうございました。
Posted by ナギー at 2012年12月01日 20:38
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: