2019年12月15日

入職4周年!5年目に突入!さくらの学校支援プロジェクトのプロデューサーになりました

この記事は さくらインターネット Advent Calendar 2019 15日目の記事です。
昨日は haya2_ さんの ドメインが突然ハートアタックしてしまう!?「クライアントホールド(clientHold)」に注意しましょう 〜ホントウにあった怖い話〜 でした。

このブログ、前の記事が一昨年のアドベントカレンダーの記事で、3年目突入って書いているんですが、私はさくらインターネットに2015年12月15日に入職していまして、アドベントカレンダーの時期には15日付近を予約して毎年のように「丸n周年!n年目突入!」みたいな記事を書いているわけです。昨年はQiitaに書きまして、その記事は都合により削除してしまったので残っていないんですが、毎年やっています。

というわけで今回は「入職4周年!5年目に突入!」ということで、現状や今後など書いていきたいと思います。

引っ越しました


2019年の大型イベントのうちのひとつが自宅の引っ越しです。会社への距離はちょっと遠くなったんですが、その代わりに座席指定列車で乗り換えなし・確実に座って帰れるようになりました。やはり「確実に座れる」というのは大きなポイントじゃないかと思います。冬よりも、混雑して車内が暑い夏のほうがより利用頻度が増すのではないかと思っています。あとは以前使っていた路線ほど混雑が激しくないこともあり、通常の優等列車で帰るのも苦ではなくなったのも大きいポイントでしょうか。願望としては、今は夕方の下り列車だけ走っている座席指定列車、朝の上りも走らせてほしいな……というところです。朝は大体座れますが確実ではないので……。

ここまでは新居から会社までの電車通勤事情の話でしたが、住んでいる街の住み心地はどうなのか?といいますと、基本的に典型的な郊外の市の中心駅みたいなところなので人がそれほど多くなく、一方で飲食店はまぁまぁあったりするので利便性は上がりました。何年か前のアドベントカレンダーで前の自宅の昼食事情について書いたことがあるのですが、前の自宅は近所や駅前に飲食店が少なく、特に個人的には松屋がないのが非常につらかったということを書きました。今の家の駅前には松屋があるのでその点は申し分ありません。家の近くに松屋があるかどうかは非常に重要です!!

飲食店以外だと、家の近くにでかめのスーパーマーケットがあり、そこが最寄りコンビニの近くということで、スーパーマーケットとコンビニの距離があまり変わらなくなってしまった結果、コンビニにあまり行かなくなりスーパーマーケットを多用するようになりました。ちなみにスーパーマーケットの営業時間は7:00〜22:45であり、この時間帯を外れるとコンビニに行くことになります。この前、午前3時にソースがないことに気づき、どうしてもそのタイミングで必要だったので、コンビニで買いました。ソースとか普通はスーパーマーケットで買うものだと思うのですが。

本を書いています(現在進行形)


Mastodon入門ガイドに続く商業出版第2弾となる本を執筆中です。テーマは「ネットワーク」。こちらは本来は12月に発売予定だったのですが、諸事情により延期になりまして、来年の花まつりに間に合ったらいいかな?といったスケジュール感で進んでおります。ちなみに私が参加している花まつりは5月です。普通花まつりって4月なんですが(お釈迦様の誕生日だからね)、そこは山の中なので4月だとまだ花がないということで毎年5月にやっています。花まつりに間に合ったらそのお寺に奉納してきたいと思っています。

「さくらの学校支援プロジェクト」の広報担当プロデューサーになりました


今、会社でしている仕事は大きく分けて2つありまして、

となっております。今期(2019年下期)より、さくらの学校支援プロジェクトの広報担当プロデューサーになりました。

さくらインターネットで行われる業務のうち技術本部というところが主体になって行われているものは、今は部署(グループ)に仕事が紐付いておらず、各部署(グループ)から人が集まって「プロジェクト」という単位で行われています。

部署はミドルウェア、アプリケーション、ネットワーク、ハードウェアといった技術別に分かれていて、プロジェクトでVPSやクラウドといったサービスの開発運用をしたり、データセンターの運用やリノベーションといったサービスを跨ぐようなプロジェクトを行ったりしています。プロジェクトを束ねる役割を果たすのがシニアプロデューサーであり、その補佐的な役割や、部分的に管理を委譲されるのがプロデューサーという役割です。シニアプロデューサーやプロデューサーは厳密には役職ではなく役割です。一方グループには部長やグループマネージャーと呼ばれる社員の管理や評価を行う「役職」があります。

この仕組みを説明するのは難しいのですが、テレビ局における番組制作に例えることができます。たとえばニュース番組を作るのに、アナウンス部からアナウンサーが2人参画し、技術部からカメラマンや照明係が参画し、それぞれのメンバーはその番組専属ではなく複数の番組にまたがって仕事をしている、という感じです。

さくらインターネットにおけるプロジェクトには、VPSやクラウドといった直接サービスの運営に携わるプロジェクトのほか、販売管理システムの運用といったサービスを跨がるプロジェクトや、サービスとは直接関係しないプロジェクトがあります。

さくらのナレッジやさくらの学校支援プロジェクトはサービスに直接関係しないプロジェクトとなっています。

さくらの学校支援プロジェクトは2017年に「石狩市への小学校プログラミング教育支援プロジェクト」としてはじまった、CSR活動として公教育でのプログラミング教育の実施に関わる支援を行っているプロジェクトです。2019年度よりプロジェクトのスコープ見直しがありまして、石狩市を中心としながらも北海道全域に支援の輪を広げていくこと、2021年度からは中学校でもプログラミング教育の内容が拡充され、小学校と中学校のつながりが重要視されており、中学校の支援も行うなど「小学校」に限られない活動内容になってきたこと、大阪府門真市でもプログラミング教育支援を開始したことなど、活動に広がりがでてきたことから、プロジェクト名を「さくらの学校支援プロジェクト」と変更して活動するようになりました。

そして2019年下期より私が広報担当プロデューサーとして、社内外への広報活動と、小学校の先生向けの媒体であるこどもプログラミング通信の編集の指揮をとることになりました。

指揮をとるといいましても少数精鋭でやっているプロジェクトなのでプレイングマネージャーなのですが、「それぞれの施策に対して責任を持つ」「プロジェクトのメンバー間や他の部署との連携について責任を持って対応する」などといったところで、よりプロジェクトに対しての関わりが深くなったといえます。

これまでも私がやりたいと言い出してやっていたことがいくつかありましたが、今後はそのようなアイデアを具体化していくほかに、メンバーや他部署から意見を吸い上げて実現に向けて持って行くというところが加わったようなかたちです。

プログラミング教育はインターネット上ではいろいろ騒がれている分野ではありますが、このプロジェクトの凄いところは「学校の先生が主体となってプログラミング教育を実践できる地域にしていく」というところで、ファーストピンとなる先生を見つけて、どの先生でもプログラミング教育の実践ができるようになり、最終的には当社の支援がなくても地域でプログラミング教育ができるようになることを実現しているところだと思います。誰か一人のすごい人によって実現しているわけではなく、多くの先生が取り組んでいけるようになる。これが地域の公教育におけるプログラミング教育のあるべき姿だと思っていますし、この「自走するプログラミング教育」を体現している本プロジェクトの意義や実績といったところをもっと多くの人に知ってもらいたいと思って活動しています。社外向けには、オープンソースカンファレンスなどのイベントに出展してプロジェクトの活動について報告したり、ポータルサイトを通じて情報発信を行っていたりします(2018年度にはさくらのナレッジで連載もしていました)。

というわけで、引き続きよろしくお願い致します。
posted by maroon at 13:31| Comment(0) | IT_その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする